「電動なんて必要ない」と思ってた
僕は長いこと非電動一筋だった。G-project ホールドフレッシュ(¥1,661)、EXE ラブシェイプ(¥2,195)、NPG 003(¥4,354)。どのモデルも手動で使う前提の設計で、それで充分満足してた。
「電動は音がうるさい」「メンテが面倒」「壊れやすい」。そんな偏見を持ってた。
でもある日、SVAKOM エリー(¥6,846、170g、シリコン)を試す機会があって、考えが変わった。というか、覆った。
SVAKOM エリー──初見の印象
箱を開けてまず驚いたのが質感。シリコン製でiroha YUKI(¥5,113、111g)に近い、ツルッと吸い付く感触。170gは非電動のNPG 003(282g)より軽いけど、シリコンの密度でずっしり感じる。
デザインも完全に脱アダルトグッズ。白とローズゴールドの配色で、充電スタンドに立てると美容機器にしか見えない。このデザイン性はirohaに匹敵する。
充電はUSB-C。今どきのガジェットと同じ規格で、出張先でもケーブル1本で済む。連続使用時間は約60分。週2〜3回使うペースなら2週間に1回の充電でいける。
振動モード──多すぎて最初は戸惑う
エリーには10種類の振動パターンがある。一定振動が3段階、残りは波形や断続的なパターン。
最初は全部試そうとして混乱した。結局、普段使いに落ち着いたのは「弱めの一定振動」か「ゆるやかな波」。残りのパターンは気が向いたときに試すぐらい。
大事なのは、振動があることで「自分が動かなくていい」という新しい体験が生まれること。非電動は動き続けないと刺激が途切れる。電動は置いておくだけで刺激が続く。この「楽さ」は使ってみないとわからない。
静音性──思ったより静か
電動オナホ最大の懸念は音。エリーの公称値は非公開だが、実測で弱振動なら25dB前後、強振動で35dBくらい。
NPG 003(24dB)よりは少しうるさいが、A-ONE 肉感ホール(15dB)の静かさには及ばない。一人暮らしなら全く問題ないレベル。布団の中で使えばさらに音はこもる。
メンテナンス──シリコン電動の注意点
非電動のシリコンモデル(iroha RINやYUKI)は丸洗いできる。エリーも防水(IPX値は非公開)だが、USBポートのカバーをしっかり閉める必要がある。
充電端子が濡れた状態で充電するのが一番危険。洗ったあとは完全に乾かしてから充電すること。これさえ守れば、メンテは非電動シリコンとほぼ同じ。石鹸で洗って、乾かして終わり。
非電動に戻れるか
正直、戻れない。
非電動の良さはわかってる。シンプルで壊れにくく、自分のペースで楽しめる。NPG 003のShore A8の柔らかさは電動では出せない。
でも、一度「置いておくだけでいい」という楽さを知ると、もう手動に戻る気がしない。非電動と電動の2台持ちが最適解かもしれない。